更年期障害って女性だけ?男性は無縁なの?

男性にも更年期障害はあるのか?

若い頃に比べると、仕事にやる気が出なくなった、集中力が続かない、無気力でボーっとしやすくなったという男性は更年期障害の可能性があります。

女性だけが発症するもので、男性には無縁と思われがちですが、実はそうではないので、改善したいときは専門外来に行くようにしてください。

男性ホルモンが減少すると体にはどんな変化が出てくる?

男性ホルモンのテストステロンは20代をピークに年々減少していくため、それが原因で性欲減退やEDなどが起こりやすくなります。

下半身への影響が目立つので、ホルモン減少の影響はこれだけだろうと思い込む人もありますが、実は精神にも影響が出ているので、さまざまな症状に悩まされるようになります。

突然不安な気持ちになったり、イライラしたり、頭が重くなることもあれば、不眠や発汗の症状が起こることもあります。

動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも高まるため、精神的な問題だけではなく、命にもかかわることがあるので、注意しなければなりません。

このような症状が起こると、うつ病と勘違いする人が多いですが、テストステロンの減少によるものなら、専門外来で治療を受ける必要があります。

適切な治療を受ければ、心身ともに健康な状態に戻れるので、自分で判断が付けられないときは相談に行くようにしてください。

男性の更年期障害が発症する時期は?

女性の更年期障害の発症時期は、一般的に閉経前後の5年以内ですが、男性の更年期障害には決まった時期はありません。50~60代の人にも発症しますが、テストステロンの分泌量の低下により、30~40代の若くて元気に見えるような方でも発症することはあります。

年齢だけでなく、ストレスや生活環境によってもテストステロンは減少しますし、減少しているかどうかは自分ではわからないので、いつ始まるのかもわかりません。

女性に比べると始まりのサインがわかり辛いのが特徴なので、うつのような症状があらわれたら、更年期障害を疑うようにしてください。

専門外来でテストステロンを補充すれば、驚くほど簡単に症状が治まる場合があるので、お医者さんの診察を受けることが大切です。うつ病だと勝手に思い込み、病院で抗うつ薬を処方してもらっても、更年期障害の場合は改善しないので気を付けましょう。

改善するどころか、抗うつ薬の中には、テストステロン値を下げるものがあるので、余計に悪化する可能性もあります。自己判断するのはよくないことなので、安易に自分をうつ病と決めつけるのはやめて、お医者さんの判断に任せるようにしましょう。